TOKAIDO

撮影から約2年の歳月を経てようやく東海道の旅が終わりを告げた。長かった。。              東京に日本橋から徒歩で京都三条大橋まで1ヶ月撮影をしながら歩き、旅から帰ってからイタリアの河をテーマにした作品制作の為すぐに作業に取りかかれず、帰国してからも色々私情でばたばたしていたり、海外での展示や、ネパールの山での撮影も入り準備をする中で少し気持ちが東海道での旅の記憶から遠のいたりと、今までの制作ではあまり経験をした事が無いようなスケジュールの中完成にこぎつけることができて非常に嬉しく思っている。 今回のこの作品は全長約40メートルもあり、新しいアトリエでなければこのサイズの作品を作るのは不可能であっただろう。                                            東海道を歩くことは途方も無い作業ではあった。一日30〜40キロと目標を決めただただ一本の道を進んでいく。交通機関の便利さに慣れきっている現代人にとってはきついものがあった。車で2分が徒歩だと1時間とかかかってしまうからだ。時速4キロで進む旅は遠く長く重たかった。歩く事が目的ではなくそれを形にする作業がある。3〜4万枚の写真をプリントしカットしそれを一枚ずつ張合わす作業もあって、その行程はまた日本橋のスタート地点から歩き始めているような感じ方をした。 つまり徒歩で距離的に1日に約2〜3宿しか進めないのは、張り合わせでも同じで、徒歩と張り合わせ時の時間感覚が同じようなペースで進んでいくので2度東海道の歩いているかのような気持ちに何度もさせられた。   制作には撮影から含め多くの協力してくれた人のサポートがあって完成に至った。作品の規模的に展示する場所は限られそうだが、皆に実物を見てもらいたいと切に思います。本当にありがとうございました。この作品が多くの人の目に留まる事をねがっています。今後このプロジェクトは巻物という形になる予定です。        

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